あらためて、バッグ作り~漉き編~
2009年 07月 17日 (金) 20:55
そしてバッグ作りはまだまだ始まったばかりです。というわけでどんどん進みましょう。

前回は革の裁断編、今回はその続きで裁断された革を漉く、という工程を掻い摘んで説明します。

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こちらは革漉き機のアップです。押さえの真ん中に少し出っ張った板のようなものが見えますが、これの出具合を調節して漉くとどうなるのかというと・・・。

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違うアングルから2枚、漉いている様子を載せましたがお分かりでしょうか。
押さえの下を通った革には、一本の線が引かれているように見えますね。

それは裏から見るとこうなっています。
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これは革の縁を返すために、押さえについていたあの出し入れ可能になっている板のようなもので革に「溝」を入れていたんですね。
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こうやって実際に折ってみて、漉き具合をチェック。

これは、ボーデッサンのバッグには極力芯材というものを使わず、革のくったりとした感じを生かそうと作られているものが多いのでへり返す時も芯を入れずに返さなければなりません。そこで、こういう「溝漉き」は随所に必要になります。

革漉きでそのバッグの出来上がりを左右するといっても過言ではないほど、この革漉きの工程は大切で技術も要求されます。

なにしろ、革漉きの仕方によって同じ形でも全体の雰囲気が全く違ってきたりするのですから・・・。

そして布などの生地で作るバッグとの一番の違いは、この革漉きという工程があることではないでしょうか。

 革は、奥が深いです。

普段何気なくやっている作業でも、こうして改めて文章にしているとしみじみそんなことを思ってしまうサイトウなのでした。








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